一期一会。
営業は「縁」じゃないかなと思っています。
その縁を大切にしていきたいです。
そこで満足をいただくためにも
信頼、安心、技術、設備。
これを準備しておく必要がある、と考えています。
この道一筋35年の波田野さんは気さくで話しやすいところが人気です。
Interview#01
金型の営業としての考え方を教えてください
まず技術を知ってなきゃ、営業もできないと思うのです。
できることや魅力をもっと知ってもらわないと「じゃあこういうのできる?」っていう新しいことにもならないはずです。
そのための工夫を今しています。
常陸大宮工場には400tのプレスマシンなどの設備が稼働しています
Interview#02
三和ファインパーツの魅力を教えてください
金型といっても色々ありますよ。三和で求められる技術は特殊なところもあると思います。
私がやってきたのは大きい金型が多いですが、 三和ファインパーツの仕事は今までの経験よりは小さいパーツを扱っています。 小さいパーツの魅力は製品が手に取れるところも魅力だったりします。
アルミ製品の金型を扱っていますが、アルミという素材は難しいですよ。
成形も難しい。例えばスクラップ(プレス時に生まれる余った素材のこと)を流す処理で言えば、軽いから逆に難しんですよ。
スクラップが生産効率の妨げになってしまわないように上手く逃す。みたいな、そのための工夫なんかも求められますよ。
三和の製品の要求される精度が高いですし、もちろん加工の精度も高いです。海外のお客様でもちょっと難しい精度を要求されたりします。そこに対応していけてるところが三和ファインパーツの強みだと思います。
その「ちょっと難しい要求」にお応えする。そこが逆に楽しみであると思いますね。
三和ファインパーツならではの精度の高いアルミ製品が将来のものづくりの可能性を生み出します。
Interview#03
三和ファインパーツの未来や展望について教えてください
三和の将来の存在価値として、未来のものづくりにアルミの精度が高いパーツがどんどん要求されてくると思います。
今と未来のことを話しますと。
2023.4。金型の事業とプレスの事業、それぞれの会社が一つになりました。
一つになったことで、チームワークがいい。気持ちがより一層通じ合うことでいい仕事ができたらいいと考えています。
アルミのパーツには将来のものづくりには欠かせないところがあります。
素材という点で言えば、今まで熱交換技術に応用されていた素材の代わりにアルミが注目されていたりますよ。
これからの仕事であると思いますね。
若い新人のスタッフにはベテランのスタッフがついて、丁寧に仕事を教え、技術を伝承しています。
Interview#04
次世代のものづくりについて教えてください
三和ファインパーツは、若い世代の育成を積極的に進めていますよ。
私たちが培ってきた技術を伝承し、育てて。積極的にものづくりに興味を持ってもらいたいと思っています。
昔は、自分たちの世代はですね。このプレスの業界に入るに際して「やりたい」というよりも「働きたい」という気持ちで入っていたと思うんです。漠然とした気持ちでこの仕事を選んでたと思うんです。
現状、子供たちは私たちの仕事は大変だ、やりたがらないかもしれませんね。
Youtuberとかになりたい。って思っているんじゃないですかね?
実際にプレスであったり金型を作るという部分に、自然と興味を持ってもらうことは難しいと思うので、今よりも積極的に、子供達にわかってもらえるような機会をつくれたらいいなあというのは考えていますね。
今はその機会がない。この業界のことがわからないから、アピールの場がないという現状なんです。その機会を作れたらいいなあと思っていて、その音や目で見たもの、五感で感じて欲しいなあと思っています。
そうすれば興味を持ってもらえるんじゃないかな。って、そんなことを考えたりしてますよ。